活動紹介

育む令和5年度 文化財保存修復を目指す人のための実践コース(オンデマンド配信)

事業種別 自主
年度 令和5年度
実施場所 NPOJCP事務局
本部/関西/九州 本部
備考

詳細情報

■受講者数:79名


■参加資格:文化財保存修復者・保存担当者・学芸員など専門家、専門家を目指す者(学生を含む)、文化財領域での活動を希望する者


■講義形態:オンデマンド


■カリキュラム


Ⅰ.概論


1.武力紛争と文化財保護条約の歴史


2.文化財哲学と文化財修復倫理


Ⅱ-1.各論─有形・無形


3.戦災陶磁器資料の修復事例


4.対馬丸記念館 ランドセルの保存と修復


5.アウシュヴィッツ=ビルケナウ博物館における収容所遺物の保存修復について


6.戦時下における遺跡・建造物の保護


7.原爆体験をどう残し、どう生かしていくのか─長崎の継承活動を中心に


8.東京大空襲・戦災資料センター 平和教育・継承への取り組みについて


Ⅱ-2.各論─展示


9.登戸研究所と日本の秘密戦


10.立命館大学国際平和ミュージアムの展示─平和博物館の挑戦


Ⅱ-3.各論─政策


11.緊急時の文化遺産保護─ブルーシールドの取り組み


12.文化財ナショナリズムと文化財インターナショナリズム─第2次世界大戦からウクライナ戦争まで、激甚自然災害も含めて─


13.ODA(一般文化無償資金協力)へ関わる民間企業の事例


特別講義


14.水中文化遺産から見える戦争の記録


Ⅲ.総論


15.JICAによる文化財保護事業と国際平和


16.戦時下および戦後復興における文化遺産~西アジア世界を中心に~


17.総合討議:国際社会と文化財


特別基礎講義


戦争と文化財─日本の事態を振り返って─